小林大辞典97〜102(#55)

97「占い」✔︎

様々な方法で、人の心の中や運命や未来などを判断したり予言したりするもの。国を問わず存在してきた。タロットカードや水晶玉、筮竹などの道具を利用したり、手相を見ることが多い。新橋駅周辺などで変な帽子を被った易者を見かけたら御用心。多分イカサマ占い師です。

 

98「市松模様」✔︎

市松模様は碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様で、いわゆるチェック柄と同様の模様である。江戸時代中期に、「佐野川市松」という歌舞伎役者が舞台でこの模様の袴(はかま)を着ていたところ人気がでて市松模様と呼ばれるように。この界隈ではポツネン柄と言われているとかいないとか。

 

99「ハコ」✔︎

ハコとは箱のことであり、またエンタメ業界では劇場のことを指す。お笑いコンビのラーメンズのRahmenとははドイツ語のRahmen(枠)。これを複数積み上げるとハコになるとかならないとか。ラーメンズが使う小道具は小さなハコ。台本のプロット書きのことをハコ書きともいうらしい。そしてラーメンズのコントを発表していたのが劇場、つまりハコ。ラーメンズはハコと深〜い縁があったんですね。

 

100「劇場」✔︎

舞台やコンサートなどのエンターテインメントが催される場所。数十人しか入れないような小さなものから、数千人も収容できるものまで大きさは様々。業界ではハコと呼ばれたりもする。劇場で見るコントやお芝居は本当に楽しい。でも、小林賢太郎氏は2020年12月1日に劇場の舞台から降りることを公表。ラークラ界隈に衝撃が走ったことは記憶に新しい。

 

101「王様」✔︎

一国の主である王を尊敬、または敬愛していう言葉。また、同類の中で第一のもの、最高のものの例えとしても使われる。「ドリアンは果物の王様だ」など。ヒトツボの国を作ってしまった王様や、日本の王様だと偽って食べ物や飲み物をねだる不届な王様をご存知の方も多いはず。

 

102「ネコ」✔︎

リビアヤマネコ(ヨーロッパヤマネコ)が家畜化されたイエネコ(家猫)に対する通称がネコ。イヌと並んで代表的なペットとして、世界中で飼われている。かの小林賢太郎氏もネコがお好きのようで、出来るだけおっきなネコに会いたいとおっしゃってました。最近では自身が描くウサギの漫画で、ウサギがネコ化していましたね。シャチみたいなネコ、シャチコなんてのも。