小林大辞典121〜126 (#59)

121「引越し」✔︎

ある場所からある場所へ、家財道具の一切合切を持って移動すること。今では引越し業者に依頼することがほとんどであるが、荷物が少ない場合には友達に手伝いを頼むことも。段ボール箱で門を作ったり、間違っても勝手に友人のギターケースを開けたりしないように!

 

122「引越し蕎麦」✔︎

引越し蕎麦とは新たに引っ越してきた人が、ご近所さんに蕎麦を配る習慣である。これから細く長くお世話になります、という意味を込めて蕎麦を配る習慣が江戸時代に始まった。現在では蕎麦を配ることは無くなったが、引っ越しを手伝ったお礼にとフォアグラ寿司などをご馳走させる輩がいるとかいないとか……

 

123「クロコ」✔︎

歌舞伎の舞台でさまざまなサポートを行う役割を担っているものを後見と言い、中でも黒い衣装で全身を覆っているものをさす。黒子、または黒衣とも書き、読み方は「くろご」。シアターコントロニカ には「クロコ郎」という働き者のネコがいる。

 

124「メガネ」✔︎

メガネに使われるレンズのルーツは古く、紀元前3世紀ころに遡る。メガネは13世紀後半にイタリアで発明されたと考えられているが、発明者は不明。日本には1549年にザビエルが伝えたとされる。日本で1番メガネが似合うのは小林賢太郎氏というのはこの界隈では常識である。

 

125「ボディガード」✔︎

要人を暗殺や誘拐などの脅威から守ることを仕事にしている人の総称。警察官であるSPとは違い、民間人なので拳銃は所持できない。警護してもらいたいと思っているそこのあなた。バニーガードを利用されてはいかが?ウサ耳をつけたボディガードが守ってくれますよ。

 

126「ピアノ」✔︎

弦をハンマーで叩くことで音を出す鍵盤楽器の一種。標準的なピアノは88鍵を備え、その音域はオーケストラの全音域よりも広いとされる。

かの小林氏は時折エアピアノを弾くパフォーマンスをするが、タワーズ2(TOWER)での指捌きは見事であった。

小林大辞典115〜120 (#58)

115「図書館」✔︎

図書館とは図書、雑誌、視聴覚資料などを収集し、保管して利用者に提供する施設を言う。市や県、国が整備しており、誰でも気軽に利用できる。自宅と図書館だけを行ったり来たりしている図書館員がいる図書館に行ってみたい。また、専門性の高い本だけを収集している犬飼さんという図書館員がいる図書館にも行ってみたい。

 

116「ロールケーキ」✔︎

ふわふわのスポンジケーキにたっぷりのクリームやフルーツを入れて、巻き寿司のように巻いたケーキのこと。大量の生クリームを巻いた堂島バニラロールが有名。普通はナイフで切り分けて食べるものであるが、なかには糸で切ろうとしたり、     切らずに丸かじりする輩も。恵方巻きじゃないんですけどねぇ…。

 

117「きゅうり」✔︎

ウリ科キュウリ属の一年草、およびその果実のこと。野菜としてよく食べられている。熟したものは甘味が少ないため、未熟な緑色の状態で食べられることがほとんど。畑やビニールハウスなどで栽培されるのが普通だが、中にはテレビの中身を出して栽培する人もいるとかいないとか。テレビはキュウリの温室ではありません。

 

118「カーテンコール」✔︎

演劇やオペラ、バレエやミュージカルの公演後に、演者や指揮者、演出家が舞台に上がり観客に応えることをいう。お辞儀をしたり、手を振ったり、又は演者の紹介などが行われることもある。大千穐楽のカーテンコールでは、舞台には姿を表さない演出家が登場して観客を驚かすことも。

 

119「回廊」✔︎

寺院などの建物や中庭をぐるりと取り囲むようにして作られた廊下のこと。通路として使われるほか、建物と外を区別する役目も。儀式の折には参列者や神官の居場所にもなる。始まりと終わりがないので、ぐるぐるといつまででも回り続けることができてしまう。

 

120「演出家」

演劇、映画、オペラなどの作品をまとめ上げる仕事をする人。作品全体の責任者となる。作品の趣旨を理解して役者にいかに演じてもらうかを指示していく。音楽、照明や舞台装置、客席なども把握して作品をまとめ上げていく。かの小林賢太郎氏の肩書きの一つがこの演出家である。

 

小林大辞典109〜114 (#57)

109「釣り」✔︎

釣りとは、釣り竿、釣り針、釣り糸などの道具で主に魚類などの魚介類を釣るようにして捕獲する行為をいう。釣りが行われる場所は様々で、海や湖、渓流や管理釣り場などがある。大きなカツオを釣ることは「カツオの一本釣り」と呼ばれる(マグロではなくカツオね)。鮎などを川で釣る場合には入漁料が必要になる場合もある。必ず支払ってください。凍った湖に穴を開けて小さなワカサギを釣る漁も人気。エサはもちろんドーナツではない。釣ったばかりのサカナを3枚におろして食べるのも釣りの醍醐味である。

 

110「読書」✔︎

読んで字のごとく書籍を読むことを指す。もっぱら個人の趣味とされるが、自分が面白いと思った本を持ち寄って5分間で順番に紹介し、その発表について2、3分のディスカッションを行い、最後に一番読みたくなった本を投票で決めるというビブリオバトルというものがある。訳すと「読書対決」。間違っても、読んでもいない本をさも読んだかのように発表するのはやめていただきたい。おひたしおひたし。

 

111「コント」✔︎

コント(conte)とは、フランス語で「短い物語、童話、寸劇」を指す言葉である。日本では「演芸」や「お笑い」と呼ばれるジャンルに含まれ、笑いの要素をふんだんに取り入れた寸劇を指す。通常のコントよりも短いものはショートコント、コントを作り演じる人たちのことはコント師と呼ばれる。小林氏が新しく作ったコントは「シアターコントロニカ」にて発表される。コントロニカは小林氏による造語。

 

112「おでん」✔︎

おでんとは一種の鍋物であり、主な具材はゆで卵、大根、こんにゃく、餅入り巾着などを魚介の出汁でコトコトと煮込んだものをいう。コンビニでは熱々のおでんを欲しい分だけ気軽に買うこともできる。通販番組などで「お電話お待ちしています!」と言っているのをよく耳にするが、あれは「おでんは、お待ちしています」という意味ではない。もちろん。ちなみに、小林氏が好きなおでん種はタマゴだそうです。

 

113「ラジオ体操」✔︎

ラジオ体操の起源は昭和3年に遡る。天皇陛下御即位の記念として始められたもの。茨城県出身の遠山喜一郎という人が考案し、当時の逓信省簡易保険局が制定。日本人の体格向上のため、老若男女を問わず、誰でも簡単にできることを目的に作られた。4年後にはラジオ体操第2も制定。元あったラジオ体操はラジオ体操第1と呼ばれる。間違っても勝手に略して「レディチ」などと呼ばないように………٩( ᐛ )و

 

114「おにぎり」✔︎

日本の多くでは「おにぎり」という名称が主流となっているようであるが、関東から東海にかけては「おむすび」と呼ばれることが多いのだそう。「おにぎり」も「おむすび」も形に大きな違いはなく、神の力を授かるために米を山の形にしていると伝えられている。どちらの名称を使ってもよいとのこと。この神聖なおにぎりの正しい(?)作り方は、Japanese tradition Onigiriを見ていただきたい。

 

小林大辞典103〜108(#56)

103「アスパラガス」✔︎

地上から伸びる若芽が食用にされる野菜で、アスパラギンを含む。日光に当てて育てたものがグリーンアスパラ、日光を遮断して育てたものがホワイトアスパラ。ちなみに、この界隈ではアスパラガスといえばギンビスのロングセラーであるスティックビスケットのことを指すことが多い。そうですよね?食べたいですよね??

 

104 「Gペン」✔︎

アナログな漫画を描く時に必要なペン。比較的細めなな丸ペンと違い、Gペンは太めなものが多く少年漫画のような動きのある表現が可能である。決して重力(G)がかかっているペンではないので「どんなコーナーリングですか?」とか「イニシャルGですか?」などと聞かないでください。

 

105「ポリプロピレン」✔︎

ものづくりやプロダクトデザインの世界では、一般的にPPと呼ばれているプラスチック素材の一つ。非常に軽いので、パッケージデザインの素材として馴染み深い。だからといって壺漬けカルビをポリプロピレンの袋に入れてしまうのはいかがなものかと。ポリプロピレンって音はなんだか可愛らしくていいですね。言いたくなりません?

 

106「ミドリガメ」✔︎

日本ではミシシッピアカミミガメが流通しており、幼体がミドリガメの商品名で販売されている。祭りの縁日で「カメすくい」の遊びとして定番になっていた。海水では生きられないのでニャニャなんとか湾には連れて行かないでね。あ、あと新幹線の車内で販売するのもいかがなものかと…。

 

107「バンコクの正式名称」✔︎

バンコクの正式名称はラーマ1世が読んだ詩になっているので、とても長いです。

クルンテープ マハーナコーン アモーンラッタナコーシン マヒンタラーユッタヤー マハーデイーロック ポップ ノッパラット ラーチャターニープリーロム ウドムラーチャニウェートマハーサターン アモーンピマーン アクターンサティットサッカタッティウィッサヌカムプラシット 

どういう意味かという  と

インドラ神がヴイシュヌカルマ神に命じてお作りになった、神が権化してお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、インドラ神の戦争のない平和な、インドラ神不滅の宝石のような、偉大な天使の都

だそうです。現地の人はクルンテープ マハーナコーンあるいは単にクルンテープと呼んでいるそうです。

滅びの呪文ではありません、念のため。

 

108「ぽつねん」✔︎

広辞苑によるとぽつねんとは「ひとりだけで寂しそうに居るさま」を指すそうです。江戸川乱歩の小説に出てきて思わず声をあげてしまいました。「ひとり」ってだけでなく「寂しそう」なんですね。でも、小林賢太郎氏の演じるポツネン氏はちっとも寂しそうではありません。ひとりでいても、なんだか楽しそうですよね。一句詠んでみました。「ぽつねんと アトリエに居る ポツネン氏」

 

小林大辞典97〜102(#55)

97「占い」✔︎

様々な方法で、人の心の中や運命や未来などを判断したり予言したりするもの。国を問わず存在してきた。タロットカードや水晶玉、筮竹などの道具を利用したり、手相を見ることが多い。新橋駅周辺などで変な帽子を被った易者を見かけたら御用心。多分イカサマ占い師です。

 

98「市松模様」✔︎

市松模様は碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様で、いわゆるチェック柄と同様の模様である。江戸時代中期に、「佐野川市松」という歌舞伎役者が舞台でこの模様の袴(はかま)を着ていたところ人気がでて市松模様と呼ばれるように。この界隈ではポツネン柄と言われているとかいないとか。

 

99「ハコ」✔︎

ハコとは箱のことであり、またエンタメ業界では劇場のことを指す。お笑いコンビのラーメンズのRahmenとははドイツ語のRahmen(枠)。これを複数積み上げるとハコになるとかならないとか。ラーメンズが使う小道具は小さなハコ。台本のプロット書きのことをハコ書きともいうらしい。そしてラーメンズのコントを発表していたのが劇場、つまりハコ。ラーメンズはハコと深〜い縁があったんですね。

 

100「劇場」✔︎

舞台やコンサートなどのエンターテインメントが催される場所。数十人しか入れないような小さなものから、数千人も収容できるものまで大きさは様々。業界ではハコと呼ばれたりもする。劇場で見るコントやお芝居は本当に楽しい。でも、小林賢太郎氏は2020年12月1日に劇場の舞台から降りることを公表。ラークラ界隈に衝撃が走ったことは記憶に新しい。

 

101「王様」✔︎

一国の主である王を尊敬、または敬愛していう言葉。また、同類の中で第一のもの、最高のものの例えとしても使われる。「ドリアンは果物の王様だ」など。ヒトツボの国を作ってしまった王様や、日本の王様だと偽って食べ物や飲み物をねだる不届な王様をご存知の方も多いはず。

 

102「ネコ」✔︎

リビアヤマネコ(ヨーロッパヤマネコ)が家畜化されたイエネコ(家猫)に対する通称がネコ。イヌと並んで代表的なペットとして、世界中で飼われている。かの小林賢太郎氏もネコがお好きのようで、出来るだけおっきなネコに会いたいとおっしゃってました。最近では自身が描くウサギの漫画で、ウサギがネコ化していましたね。シャチみたいなネコ、シャチコなんてのも。

 

 

 

 

 

 

 

 

小林大辞典91〜96(#54)

91「トイレットペーパー」✔︎

ある人はそれを見て四角だと言った。ある人はそれを見て丸だと言った。はい、そうです、トイレットペーパーのことです。昭和の時代にはオイルショックのせいでトイレットペーパーが品薄になり、令和の時代には例の感染症のせいでやはりトイレットペーパーがドラッグストアの棚から姿を消しました。よい子は縛った髪の毛に差し込んだりしないでね。

 

92「ドレッシング」✔︎

サラダなどにかける液体状の調味料のこと。シンプルなものならオイル、酢、塩、コショウがあれば作れる。カラフルなボトルに入って売られているので、大量に冷蔵庫に入れておくと西アフリカのドレッシング共和国のビールと間違われるかもしれない。その時は優しく「間違えちゃったんだね、ドーンマイ!」と言ってあげましょう。

 

93「速読術」✔︎

速読術とは、文章を早く読むための技術あるいは方法を指す。読書速度を向上させ、効率的に大量の書物を読破する技術である。カセットテープを聞くだけで習得出来るような生やさしいものではない。ましてやカセットを枕の下に入れておくだけで習得出来るものでもない。トレーニングが必要である。

 

94「ナベ」✔︎

食物を煮る、揚げる、ゆでる、蒸すなどの加熱調理をする器のこと。金属製・陶器製などがあり、用途別に多くの種類がある。ひとつで様々な用途に使えるいわゆる万能ナベという商品もある(万能とは言っても自転車に空気入れたりは出来ない)。また、器以外に大きなナベを使った鍋料理そのものもナベと呼ばれる。ネ○ノーさんの好物はおナベである。

 

95「万能包丁」✔︎

肉、野菜、魚、何を切るのにも適した便利な包丁のこと。家庭での最初の一本に適した包丁で大抵のものは切れるが、もちろん文字通り「万能」というわけではない。自転車に空気は入れられません。柄の部分まで刃にしてしまったリバーシブル万能包丁は危なっかしくて使えないので売れませんでした。万能包丁で切った万能ネギを万能鍋に入れると……。やめときます。

 

96「ワイシャツ」✔︎

主にスーツの下に切るパリッとしたシャツのこと。英語のWhite shirtがワイシャツと聞こえたためこのような表記になった。時々Yシャツという表記を見かけるが正確には間違い。ワイシャツのワイは、白という意味であります。ワイシャツの白は、心の白であります。ピンクのワイシャツって矛盾してませんか???どーですか?

 

 

 

 

小林大辞典85〜90(#53)

85「パティシエ」✔︎

フランス語で男性洋菓子職人のこと。俗に言うケーキ屋さん。女性の場合はパティシエールとなる。2021年の学研教育総合研究所の調査によると、小学生の憧れの職業の第1位がいわゆる「ケーキ屋さん」だった。間違っても発泡スチロールとか紙粘土とか薬でケーキを作って、ケーキ以外のものならなんでも作れるパティシエ(パティシエール)にならないでね。

 

86「発泡」✔︎

いわゆる発泡スチロールのこと。柔らかく、安価で加工がしやすいので工作にもってこいの材料。甲殻類のハサミやイタリアのカッコいいスポーツカーも作れるかもしれない。世界一長いロールケーキも発泡ならいけるか???ギネスに挑戦⁉︎

 

87「ショパン」✔︎

ピアノの詩人と呼ばれるポーランド生まれの作曲家、ピアニスト。耳に心地よい曲ではあるが実際に弾くとなると激ムズ。小林氏は作品の中でショパンの曲を使うこともある。

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88「カノン」✔︎

カノンは楽曲様式を現す言葉で、日本語では輪唱などと訳される。一つのメロディーを複数のパートが追いかけるように演奏していく様式のこと。パッフェルベルの作曲家したカノンが有名。この界隈では「うるう」の曲として知られている。「まちぼうけ」の歌と見事にシンクロする。徳澤青弦さんのチェロが秀逸。

 

89「クラシックホテル」✔︎

戦前に創業した日本のホテル。ホテルニューグランドが呼びかける形で、日光金谷ホテル富士屋ホテル・万平ホテル・東京ステーションホテル・奈良ホテルとともに「クラシックホテルの仲間たち」というグループを結成した。残念ながらかつて切手にもなったという帝王閣ホテルは、このグループには入っていない。

 

90「芸者」✔︎

宴席に招かれ、舞踊や音曲・鳴り物で興を添え、客をもてなす女性。京都では芸妓(げいこ)とも呼ばれる。舞妓(まいこ)というのは京都における見習いの芸妓のこと。芸者の舞のことを間違っても芸者ダンスなどと言わぬよう気をつけなはれ〜。