小林大辞典109〜114 (#57)

109「釣り」✔︎

釣りとは、釣り竿、釣り針、釣り糸などの道具で主に魚類などの魚介類を釣るようにして捕獲する行為をいう。釣りが行われる場所は様々で、海や湖、渓流や管理釣り場などがある。大きなカツオを釣ることは「カツオの一本釣り」と呼ばれる(マグロではなくカツオね)。鮎などを川で釣る場合には入漁料が必要になる場合もある。必ず支払ってください。凍った湖に穴を開けて小さなワカサギを釣る漁も人気。エサはもちろんドーナツではない。釣ったばかりのサカナを3枚におろして食べるのも釣りの醍醐味である。

 

110「読書」✔︎

読んで字のごとく書籍を読むことを指す。もっぱら個人の趣味とされるが、自分が面白いと思った本を持ち寄って5分間で順番に紹介し、その発表について2、3分のディスカッションを行い、最後に一番読みたくなった本を投票で決めるというビブリオバトルというものがある。訳すと「読書対決」。間違っても、読んでもいない本をさも読んだかのように発表するのはやめていただきたい。おひたしおひたし。

 

111「コント」✔︎

コント(conte)とは、フランス語で「短い物語、童話、寸劇」を指す言葉である。日本では「演芸」や「お笑い」と呼ばれるジャンルに含まれ、笑いの要素をふんだんに取り入れた寸劇を指す。通常のコントよりも短いものはショートコント、コントを作り演じる人たちのことはコント師と呼ばれる。小林氏が新しく作ったコントは「シアターコントロニカ」にて発表される。コントロニカは小林氏による造語。

 

112「おでん」✔︎

おでんとは一種の鍋物であり、主な具材はゆで卵、大根、こんにゃく、餅入り巾着などを魚介の出汁でコトコトと煮込んだものをいう。コンビニでは熱々のおでんを欲しい分だけ気軽に買うこともできる。通販番組などで「お電話お待ちしています!」と言っているのをよく耳にするが、あれは「おでんは、お待ちしています」という意味ではない。もちろん。ちなみに、小林氏が好きなおでん種はタマゴだそうです。

 

113「ラジオ体操」✔︎

ラジオ体操の起源は昭和3年に遡る。天皇陛下御即位の記念として始められたもの。茨城県出身の遠山喜一郎という人が考案し、当時の逓信省簡易保険局が制定。日本人の体格向上のため、老若男女を問わず、誰でも簡単にできることを目的に作られた。4年後にはラジオ体操第2も制定。元あったラジオ体操はラジオ体操第1と呼ばれる。間違っても勝手に略して「レディチ」などと呼ばないように………٩( ᐛ )و

 

114「おにぎり」✔︎

日本の多くでは「おにぎり」という名称が主流となっているようであるが、関東から東海にかけては「おむすび」と呼ばれることが多いのだそう。「おにぎり」も「おむすび」も形に大きな違いはなく、神の力を授かるために米を山の形にしていると伝えられている。どちらの名称を使ってもよいとのこと。この神聖なおにぎりの正しい(?)作り方は、Japanese tradition Onigiriを見ていただきたい。