小林大辞典85〜90(#53)

85「パティシエ」✔︎

フランス語で男性洋菓子職人のこと。俗に言うケーキ屋さん。女性の場合はパティシエールとなる。2021年の学研教育総合研究所の調査によると、小学生の憧れの職業の第1位がいわゆる「ケーキ屋さん」だった。間違っても発泡スチロールとか紙粘土とか薬でケーキを作って、ケーキ以外のものならなんでも作れるパティシエ(パティシエール)にならないでね。

 

86「発泡」✔︎

いわゆる発泡スチロールのこと。柔らかく、安価で加工がしやすいので工作にもってこいの材料。甲殻類のハサミやイタリアのカッコいいスポーツカーも作れるかもしれない。世界一長いロールケーキも発泡ならいけるか???ギネスに挑戦⁉︎

 

87「ショパン」✔︎

ピアノの詩人と呼ばれるポーランド生まれの作曲家、ピアニスト。耳に心地よい曲ではあるが実際に弾くとなると激ムズ。小林氏は作品の中でショパンの曲を使うこともある。

片桐教習所……革命

KKTV#10…幻想即興曲

振りチー…幻想即興曲

 

88「カノン」✔︎

カノンは楽曲様式を現す言葉で、日本語では輪唱などと訳される。一つのメロディーを複数のパートが追いかけるように演奏していく様式のこと。パッフェルベルの作曲家したカノンが有名。この界隈では「うるう」の曲として知られている。「まちぼうけ」の歌と見事にシンクロする。徳澤青弦さんのチェロが秀逸。

 

89「クラシックホテル」✔︎

戦前に創業した日本のホテル。ホテルニューグランドが呼びかける形で、日光金谷ホテル富士屋ホテル・万平ホテル・東京ステーションホテル・奈良ホテルとともに「クラシックホテルの仲間たち」というグループを結成した。残念ながらかつて切手にもなったという帝王閣ホテルは、このグループには入っていない。

 

90「芸者」✔︎

宴席に招かれ、舞踊や音曲・鳴り物で興を添え、客をもてなす女性。京都では芸妓(げいこ)とも呼ばれる。舞妓(まいこ)というのは京都における見習いの芸妓のこと。芸者の舞のことを間違っても芸者ダンスなどと言わぬよう気をつけなはれ〜。