小林大辞典 31〜36(#44)

31「バウムクーヘン」✔︎

中心にドーナツ状の穴があり断面に樹木の年輪のような同心円状の模様が浮き出たドイツの焼き菓子。ドイツ語でバウムは木、クーヘンはケーキを意味する。したがってお茶はドイツ語でバウムクーヘンというのは間違い。また、新聞はロシア語でバウムクーヘンバウムクーヘンは日本語で生命というのも嘘である。

 

32「超能力」✔︎

通常の人間にはできないことを実現できる特殊な能力のこと。古くは神通力とも言われた。超能力といえばスプーン曲げや透視などがよく知られている。いくら超能力が欲しいからといってティッシュの箱に糸をつけてこっそり動かすとか、レストランで他人に透視能力を試すことはやらないように。埋蔵櫛のありかを怪しげな霊能者に透視してもらう、なんてのもナシですよ!!

 

33「わんこそば」✔︎

岩手県に伝わる蕎麦の一種。一口大の蕎麦をお椀に入れ、それを食べ終わるや否や給仕が次々と蕎麦を入れ続け、満腹になった客がフタを閉めるまでそれが延々と続けられるスタイル。決してイヌを蕎麦にしたものではないし、イヌ味のお蕎麦という意味ではない。(←当たり前)。ケモノソバってわんこそばの親戚なのか???

 

34「ビフィズス菌」✔︎

主にヒトや動物の腸内に存在する乳酸菌の仲間で、善玉菌の代表格。腸内で有害な菌の繁殖を抑え、腸の働きを良くする働きがある。経口摂取によって生きたまま腸まで届けるのはなかなか難しいとされる。菌といえば、日本の国菌はコウジ菌。ヒトツボ王国の国菌はビフィズス菌である。

 

35「ボウラーハット」✔︎

トップが丸い形をしたツバの短いハットのことを指し、日本では山高帽とも呼ばれる。背の高いシルクハットに変わるものとして英国のウィリアム・ボウラーによって生み出された。チャールズ・チャップリンのトレードマークともなっている帽子であるが、私たちにとってはポツネン氏のトレードマークとも言うべき帽子である。

 

36「ルームサービス」✔︎

1930年代にニューヨークのホテルで始まり、世界中に普及した。プライベートなホテルの部屋でゆっくり食事を楽しむサービスのため、値段は少々高額に設定されているが、気軽に部屋にお酒を持ち込むことができるのは大きなメリット。メニューはホテルにより様々であるが、焼きうどんやパンだけのオーダーが可能かどうかは謎である。