小林大辞典73〜78(#51)

73「塔」✔︎

江戸時代までは仏教寺の構造物のみを指す言葉として使用されていた。その後、明治以降に入ってきた西洋建築物の構造物であるtowerの対訳語として塔が使われるようなった。日本全国の全てのタワーに登ることを目標にしているあの2人には御朱印帳ならぬ御塔印帳を作ってさし上げたい。(あるのか?)

 

74「雪男」✔︎

雪深い山中にいると言われている人ともケモノともつかないUMAの総称である。日本には富山県に伝わる、雪の降る夜に現れる大入道がいる。雪男は毛むくじゃらの不細工な男というイメージ。一方雪女は色白の美女というイメージがある。雪女と雪男の間にできるのは雪子どもなのか…?果たしてその真相やいかに!!!!!

 

75「扇風機」✔︎

羽を高速で回転させることで風を起こし、涼をとることができる夏専用の道具。エアコンがなかった時代の必需品。現在では羽のない扇風機も開発されている。また、舞台の道具としての機能もあり、トイレットペーパーを風で飛ばす演出などにも使われる。

 

76「ダービー」✔︎

日本ダービーの名称の由来は、イギリスのダービーステークスダービー伯爵が創設者であることからその名がついた。日本ダービーで勝利することはその年の王者を意味する重要なレース。なのにそのレースに出ようとしないウマをなんとか出走させようと頑張った派手なウエアのジョッキーがいましたね。頑張りすぎて汗びっしょりでした。

尚、2022年5月29日の日本ダービーを制したのは武豊氏が騎乗したドウデュースでした。

え?ドーデス?あ、ちがう。はい。

 

77「おもち」✔︎

もち米を蒸し、その後に粘りがでるまでついて、丸や四角に成形し乾燥させたもの。雑煮にしたり、餡や醤油、きな粉などをつけたりして食べる。「ポイントカードはおもちですか?」と尋ねられたらすかさず「いいえ、プラスチックです」と答えるというのはこの界隈では常識である。(とはいえ筆者はまだ実際に言ってみたことがない…)

 

78「手ぬぐい」✔︎

手をぬぐうための長方形の木綿でできた布であるが、使い方はさまざまで万能な布である。切れた鼻緒の代わりに使ったり、首に巻いて日焼け防止や汗取りに。また風呂敷のようにモノを包むこともできる。額に入れて飾りインテリアとしても使える。ラのつくおふたりもグッズとして手ぬぐいを作ったことがある。森のアトリエのおじさまはエプロンの紐にぶらさげてみたり、「猫かぶり」という被り方で手ぬぐいを被って仕事をしているらしい。